雑記帳

ちょっとした文章とかメモ書きとか。

Skyfireを入手して、使ってみた

まずは背景から

ご存知の方もいるでしょうがiPhoneはフラッシュの実行が許可されていません。
したがって、既存のフラッシュの技術を用いた動画サイトやユーザーストリーミング配信サイトはiPhoneのブラウザSafariでは視聴出来ません。
また、Appleはアイフォンでブラウザアプリケーションを作る際は内臓のSafariブラウザの機能を持ってくる以外は許可していません

つまり・・アイフォンではフラッシュは生のままだと実行出来ません・・

iPhoneって動画が見れなくて不便なの?

iPhoneはフラッシュと別の動画を扱う形式には対応しています。
そうです。HTML5です。

ここに抜け道が存在して、フラッシュ→HTML5のvideo としてやればiPhoneでも視聴出来るわけです。
つまり、それをやってのけたブラウザがSkyfireというアプリです。
ちなみに350円。有料アプリです(´・ω・`)

この時期であることに便乗して購入してみました。

Skyfireの使い心地

Skyfireは基本的にSafariブラウザに、
ちょっとだけフラッシュをHTML5にSkyfire社のサーバーを通じて変換してくれる機能を追加した感じのブラウザです。使用感はSafariと大差ありません。

まず、起動すると英語でチュートリアルが表示されます。
Skyfireは日本人が作ったアプリではないので、所々英語のままです。
英語が苦手な、又は、見たくない方は使用しないほうがいいでしょう。

最初、Skyfireのサイトに飛ばされて、検索窓から日本語で検索をかけようとしたら見事に文字化けしました・・orz

・・・検索用にGoogleをブックマークに突っ込んでおけばいいので問題はないです。

まず、対応しているのは使って見た感じでは、
動画サイトは

  • ニコニコ動画

は対応していました。
おそらくYouTubeも対応しているでしょう。
ユーザーストリーミングサイトは

  • Ustream

は対応していました。
見た感じではStickamとかニコニコ生放送やJustin.TVは対応していなさそうです。

iPhoneのフラッシュ実行不許可の謎

さて、何でiPhoneではフラッシュは実行が許可されていないのでしょうか。

まず、実行にはモバイル機器としてはかなりのリソースが持っていかれるからです。

例えば、今の最新PCだったら2コア~4コアのCPUが当たり前になり、GPUもそこそこいいものを積んでいると思います。
その環境ならばフラッシュの実行は問題ないのですが、

iPhone4のCPUはApple A4と呼ばれるGPU統合プロセッサです。http://www.zubapita.jp/2010/06/09/about_apple_a4/
の記事を引用すると、

Apple A4の場合、Cortex-A8コアを1GHzで駆動するだけでなく、L2キャッシュを標準の256KBから2倍以上の640KBに増やし、メモリとのデータバスも倍の64bit幅に拡張している。

これを見た限りではモバイル機器としてはかなりの性能を秘めたデバイスであることは間違い無いだろう。

そう、「モバイル機器として」は性能が高いのです。

しかし、皆さん、動画サイトが重たいとか最近PCが重たいとか言ってPCをさらに良いものに買い替えませんでしたか?

そのPCのCPUなりGPUのスペックを見てください。

・・・

どうですか?少なくとも1GHz以上はCPUクロックがありますよね?
(詳しい人向けに:x86のアーキテクチャとARMアーキテクチャはそもそも異なるので正確には比較は出来ません。フラッシュブラグインが重たい事の例えで比較を用いています。)
如何にフラッシュが重たいブラウザのプラグインであるかが分かると思います。
まず間違いなく重たい・モバイル機器では生命線のバッテリーがすぐに切れると言う事態に見舞われる筈です。

もちろんフラッシュには良いこともあります。
iPhone以外のプラットフォーム:

  • Windows
  • Mac OSX
  • Linux(Debian/Ubuntu/Cent OS/Red Hat/Fedora etc.)
  • Unix(Solaris etc.)
  • Andorid
  • Blackberry
  • Windows Phone
  • Symbian(携帯の組込OSとして用いられているらしい)

例えばこれだけのプラットフォームで動作するように作られています。
また、フラッシュのアプリケーションの開発者は世界中にいるのでサンプルは膨大にあり、それに関する文書も大量に公開されています。

なので、フラッシュの重たさはこれと引き換えと言ったらそれまでなんですけれども。

HTML5とフラッシュ

少なくとも現段階ではHTML5はまだまだですが、フラッシュがどうなるか注目ですね。
HTML5がこれからの標準になるのに対して、フラッシュは標準規格が無い時代にしたり顔で標準の地位にまで登りつめた規格ですから。

結果的にSkyfireってどうよ?

現段階では実用には向かないでしょうが、徐々に変換に対応するサイトが増えてくればおもしろいアプリだと思います。
フラッシュの実行はダメだけれど、HTML5のvideoの実行はありなのだから変換してしまえっていう発想はおもしろいですね。
iPhoneでフラッシュのあるページに来て、独自のアプリを起動させる手間を省きたい人はどうぞ。

少なくとも私は衝動買い以外ではSkyfireは要りませんが。

ではこの辺で。

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