雑記帳

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M1 Macを開発環境に使ってみることにした

Macbook Pro M1のリファービッシュ品が購入できたので、darwin-arm64環境が手に入った。

Docker Desktop For Apple Siliconについてはすんなりインストールもでき、docker pull をするとarm64v8なDockerイメージが落ちてくる。嬉しい誤算だったのは、arm64のLinuxパッケージをdockerを使ってビルドすると、qemuを使ってビルドしていたx86_64環境の5〜6倍速でパッケージがビルドできるところ。2〜3時間掛かっていたのが15分弱くらいになる。

社内の自分が関わっているDocker imageに関してはGitHub ActionsでBuildKit(buildx)を使うように変更したので、multi-archなDockerイメージにできているので、docker pullをすると無難にarm64v8なイメージがpullできる。例)https://github.com/calyptia/calyptia-fluentd-docker-image/pkgs/container/fluentd

homebrewはM1に対応したarm64バイナリーが降ってくるし、javaはopenjdkをhomebrewからインストールされば何事もなく使用できる。

macOSのラップトップではBootCampを使っていなかったので、これに関しては何も障害にはならなかった。アクティビティモニタで見るとほとんどアーキテクチャがAppleになっていた。

OneDriveだけはまだRosetta2で動いているようで、アーキテクチャにIntelの文字が躍る。

Apple M1でないとdarwin-arm64環境の動作ができなかったので、apple M1対応パッケージのビルドができていなかったが、これについてもほぼすんなりと対応できた。OpenSSLのビルド時に darwin64-arm64-ccno-asm フラグが必要になった。これだけが注意点だった。

M1 Macは出始めこそ色々と躓くポイントがあったが、ほぼ解消されている印象で動作音も静かで、しかもパワフルという印象になった。

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